2011年 08月 07日
要石(かなめいし) 要石が地震を起こす地底の大鯰(おおなまず)の 頭を押さえているから、鹿島地方では、大きな地 震がないと伝えられています。 要石は見かけは小さいが、実は地中深くまで続い ている巨岩です。地上の部分は氷山の一角です。 水戸の徳川光圀公(みつくに)が、要石の根本を 確かめようと、七日七晩この石の周りを掘りました。 でも、掘れども掘れども、掘った穴が翌日の朝には 元に戻ってしまい、確かめることできませんでした。 さらに、ケガ人が続出したために掘ることをあきらめた という話が【黄門仁徳録】に伝えられています。 現在は、要石の下には鯰(ナマズ)がいると言われて いますが、江戸時代の始めごろまでは龍(りゅう)がいると 言われていました。 万葉集(まんようしゅう)に、香島の大神おおかみ)が すわられたと言う、石の御座(みまし)とも古代におけ る大神奉祭(おおかみほうさい)の岩座(いわくら)とも 伝えられる霊石(れいせき)です。 ~鹿島神宮サイトより~ これが要石の地表に出ている部分 要石に行く途中にはこんな石像が。。。 鹿島明神が大鯰の頭を押さえこんでる図 奇しくも鹿島神宮の大鳥居は倒壊した。境内側に倒れたため周辺には被害が出なかったとのこと。 要石のおかげで茨城県沖で震源の南下が止まったと思いたいものだ。 しかし、太古の昔から鯰などが地震の予兆を知らせていたんですねー。
by pictorialisme
| 2011-08-07 19:03
| 雑談
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