2011年 02月 20日
まだこのブログを始める前2009年8月に撮影した「解体中の溶鉱炉」の写真です。 ネットでここが解体されていることを知り撮りに行ったのが ボクの工場撮りの始まりでした。。。^^; 左側に見えるクリーム色の建物がどちらの写真にも写っていますが、 かつての面影は何も残っていません。。。 外国の製鉄所の内部を撮影した珍しい動画を発見しました。 このダイナミックな鉄の製造がこの第五でも行われていたと思うと。。。 Magnitka ver. 4.0 - operator reel ボクのなんちゃって工場雑学でこの動画の解説をしてみますね。 ・まず、工場全景からカメラは高炉の底部の銑鉄を取り出す出銑口(しゅっせんこう)の部分をうつしています。 ・オレンジ色に溶けた銑鉄が火花を飛ばしながら溶岩が流れるようにレンガの川床を流れていきます。 ・そのあと、天井から光が差し込んでいるところでは巨大なドーナツ状(UFOの様な)の高炉の底部と ・そこから縦に何本も並ぶ熱い空気を送りこむ羽口が撮影され 左側に手書きのアルファベットが書かれた羽口のアップのところでは、炉の内部を覗くのぞき窓もアップで撮影されています。 ・一旦外に出て工場全景を撮った後、再び溶鉱炉に戻り銑鉄がトーピードカーという貨車で溶けたまま製鋼工場に運ばれていきます。 途中トーピードカーとすれ違ったりします。 ・製鋼工場に運ばれた銑鉄は鍋に移され、何機か並んでいる横に口の開いた転炉に注ぎこまれ、ここで銑鉄から鋼に精錬されます。 ・次は連続鋳造工程に移ります。 ・二つの鍋を乗せたロータリーテーブルで片方の鍋の下から鋳型に注がれています。 ・そして鍋が空になると、テーブルが180°回転しもう一つの鍋から鋳型に注がれていき、 その間に空の鍋はまた新しい鍋と交換され、絶え間なく鋳造が繰り返されます。 ・鋳型に注がれ長方形の鋼の塊(スラブ)はガスバーナーで10m程度切断されていく様子が撮影されています。 ・それから巨大なローラーが並ぶ圧延工場に移動し、真っ赤なスラブはどんどん薄くい延ばされていきます。 そのさいローラーは水で冷却されています。 ・そして、鉄板のコイルが完成していきます。 って、たぶん(?)こんな感じだと思います。(間違ってたらスイマセン)
by pictorialisme
| 2011-02-20 14:50
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